2019年4月19日公開、累計発行部数3800万部を超える大ヒット作品、原泰久原作の漫画「キングダム」を映画化した『キングダム』のレビューページです。『キングダム』の映画情報はこちら。
作品名 | キングダム |
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監督 | 佐藤信介 |
原作 | 原 泰久 |
脚本 | 黒岩 勉/佐藤信介/原 泰久 |
製作 | 北畠輝幸/今村司/市川南/谷和男/森田圭/田中祐介/小泉貴裕/弓矢政法/林誠/山本浩/本間道幸 |
エグゼクティブプロデューサー | 木下暢起/伊藤響 |
主題歌 | ONE OK ROCK |
出演 | 山崎賢人/吉沢亮/長澤まさみ/橋本環奈/本郷奏多/大沢たかお |
上映時間 | 134分 |
製作国 | 日本 |
『キングダム』 レビュー
Mika さん
撮り方が上手くどのシーンも綺麗で、絵になっていました。映像の美しさや中国の雄大な大地がさらに高いレベルに上げているし、CGの使い方も効果的で大画面で見ても高級感を感じられました。
脚本も一本の映画としてまとまっているし、流れが停滞して飽きてしまうようなこともなく、原作を読んでいなくてもストーリーが分かりやすく説明されるので楽しめます。
俳優陣もそれぞれ魅力的で、なにより佇まい、凛とした表情、力強い眼差し、芯のある語り口がそれぞれのキャラクターに合っていて、そこだけでもこの映画を見る価値があると思います。
是非続編も作ってほしい作品です。
親分 さん
古代中国の戦国時代末期から秦の始皇帝が国を統一するまでの物語を描いた漫画が大ヒットし、それを実写化した本作品。原作の『キングダム』を読んでいるのでその世界がどこまで実現されているのか気になるところではあった。
しかし、そんな不安は、冒頭から幾度となく続く戦闘シーンのスピード感で吹き飛んでしまった。いや、効果音とセットでむしろ原作以上のものすごい臨場感!そして、戦(いくさ)モノにつきものの、大人数での戦闘シーン!これはもう超ド迫力!!映画館で見る醍醐味を満喫し、終わることにはお腹いっぱいでした笑。以前見たレッドクリフを彷彿とさせる作品。
主役の山崎賢人、吉沢亮も原作に沿った演技で違和感なしの好演、ベテラン俳優陣もいい雰囲気を醸し出していた。特筆は大沢たかお。役作りのために15キロ増量して臨んだ甲斐があり、王騎のあの雰囲気がとてもよく出ていた。そしてもう1人、長澤まさみがヤバすぎ笑。この前見た『マスカレード・ホテル』とは全くの別人。この人は役の振れ幅が凄いわ。上映予告でやっていた『コンフィデンスマンJP』も見てみたくなった。
原作だとまだ5巻あたりで今回は終了。ぜひ続編、続々編を切に願う!