映画レビュー

ダンボ
評価: 4.0

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2019年3月29日公開、鬼才ティム・バートン監督が名作を実写映画化したアメリカ ディズニー映画『ダンボ』のレビューページです。『ダンボ』の映画情報はこちら

作品名 ダンボ
監督 ティム・バートン
製作 ジャスティン・スプリンガー/アーレン・クルーガー/カッテルリ・フラウエンフェルダー/デレク・フライ
出演 コリン・ファレル/マイケル・キートン/ダニー・デビート/エバ・グリーン/アラン・アーキン
上映時間 112分
製作国 アメリカ

『ダンボ』 レビュー

ダンボ

Fuzuking さん


ディズニー+ティム・バートン監督のタッグとなれば、観に行かない訳にはいかない作品だった『ダンボ』。
 
過去にティム・バートン監督の作品に出演していた『バットマン・リターンズ』のマイケル・キートンとダニー・デヴィート、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のエヴァ・グリーンが重要な役を演じていたことからも、監督の失敗できないという本気度を感じることができた。特に懐かしいくらい久しぶりに見たダニー・デヴィートは、他の俳優には出来ないんじゃないかというくらい、どハマりのサーカスの団長役。ここに自分の中では『フォーン・ブース』の(最近は『ファンタスティックビースト』の、らしい…)コリン・ファレルだから、キャストは大満足。
 
1番の感動ポイントは、とにかく、ダンボの飛行シーン。最初に空中に浮かんだシーンだけでもゾワっとしたんだけど、観客の前で威風堂々と飛び回ったシーンは少し涙が出るくらい。大きな耳を使ってバサッバサッと飛ぶ姿は、ホントに像が空を飛んだらこんな感じなのかなと、しっかりと重さを感じさせるもので、実際には存在しないものにも関わらず、リアルだなーと思ってしまった。
 
2番目は、ダンボのたまらない可愛さ。瞳、表情、動き、全てが可愛くて、ショーの本番前にダンボがしゃぼん玉を見上げながらリズムに乗って揺れるシーンは、いつまでも見ていたくなってしまったほど。
 
3番目はストーリー。ティム・バートン監督の作品にしては、ディズニーの王道の観やすいストーリーになっていて、人間、象の親子愛、サーカス団の家族愛がたっぷり描かれていた。観終わったあとに、幸せな気分にさせてくれるのがディズニー作品の素晴らしいところだね。
 
ティム・バートンの世界感に関しては、正直、期待していたより抑えられていたけど、中盤以降の舞台となるドリームランドの建物、乗り物、展示物、サーカスの演出に、ティム・バートンのそれを見ることが出来た。特に夜のシーンの暗闇と灯りの対比の美しい表現は流石。
 
裏では相当なせめぎ合いがあったのではないかと想像させるが、その結果、ディズニーの王道とティム・バートンの世界感がちょうど良いバランスで融合して、自分のようなおっさんからお子様まで、誰もが楽しめる、感動できるエンターテインメント作品に仕上がったのがこの『ダンボ』だと思う。

評価: 4.0

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