2019年5月17日公開、主演・製作のキアヌ・リーブス。プロフェッショナルな製作陣によるSFアクション大作『レプリカズ』のレビューページです。『レプリカズ』の映画情報はこちら。
作品名 | レプリカズ |
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監督 | ジェフリー・ナックマノフ |
製作 | スティーブン・ハーメル/キアヌ・リーブス/ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ/マーク・ガオ |
出演 | キアヌ・リーブス/アリス・イブ/トーマス・ミドルディッチ/ジョン・オーティス |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ |
『レプリカズ』 レビュー
Ayana さん
キアヌ・リーブス演じる神経科学者ウィリアム・フォスターは人間の意識をコンピュータに移行させる実験の成功を目前にしていた。ある日突然、自動車事故で家族を失ってしまい、研究技術と禁断の方法により妻子を蘇らせようと暴走し始める。
冒頭、ヘリコプターが飛んでいくシーン、CGのクオリティが…何やら予感がする。
そして予感は的中していく…。
いきなりの自動車事故、そして自分だけが生き残ってしまってからの主人公ウィリアムの決断と実行に移すまでがとにかく早い。
まるで何かあったらそうしようと決めていたのかと思うほど素早い対応。
そして、同僚のエドに対する依存度が高過ぎ、そんなことまでと思うこともエドに頼ろうとするウィリアムの言動や態度にイライラ。
とにかく突っ込みどころ満載。
ただ、愛する家族を再び蘇らせたいという感情と、倫理的に反するけれど、その技術があるなら禁断の壁を越えて使おうとする気持ちは、もし自分だったら…同じことをしてしまうかもしれないという思いも。
これから先さらにクローン技術が向上し、完全なるクローンがつくり出せるようになったとしたら…生死の基準とは、概念とは…。
突っ込みどころ満載の展開だが、荒唐無稽ではない問題も抱えている本作。
ぜひ、観て確かめていただきたい。